はじめに

私たち「ちいさな一歩ラボ」は、社会課題の解決を目的とする事業を、資金と伴走支援で育てることを目指しています。
応募にあたっては、社会性・持続性・実行力を重視して選考を行います。
選考方針は、国内で類似の共創型支援を行う組織の実践を参考に設計しています。

応募対象（基本要件）

以下の要件を満たす団体・個人が対象です。

• 社会課題の解決を主目的とした事業であること
• 事業としての持続可能性（寄付やボランティアにのみ依存しない収益構造）を目指していること
• 代表者・コアメンバーに事業実行力があること（経験・役割分担・稼働見込み等）
• 支援を受け入れる体制（会計・報告・連携窓口等）が整っていること

審査で重視する主な評価項目

以下の観点を総合的に評価します。

1. 社会的意義（ミッション整合性）

取り組む課題の重要性と、その課題解決が事業の中核目的であるか。

2. 事業の実現可能性（実行力）

事業計画の具体性、スケジュール、必要資源の整理。

3. 持続可能性（経済性）

収益モデルの現実性（寄付依存度の低さ）、収支計画、資金回収・分配の見通し。

4. チーム・ガバナンス

コアメンバーの役割と能力、外部支援（プロボノ等）活用の方針。

5. インパクトの測定可能性

KPI・指標が明確で、進捗を客観的に評価できる仕組みがあるか。

6. スケーラビリティ／波及性

成功した場合に他地域・他分野へ広がる可能性。

7. 共創性

パートナーやコミュニティを巻き込み、協働で価値を生む態勢があるか。

運営ポリシー

透明性

支援基準・契約条件・報告体制を明確にします。

伴走重視

資金提供と同時に、知見やネットワークの提供を必ず組み合わせます。

次につながる支援

事業成功のみならず、挑戦の輪が広がることを重視します。

※審査の評価結果は原則として応募者にフィードバックします。
※採択されなかった場合でも、改善ポイントや別の支援機会をご案内することを重視します（次の挑戦を促すための助言を行います）。